そして翌朝 ・・・ 身体は普通。 ほっ
やっぱり食べる前にいろいろ調べてみても、初めて食べるキノコはなんか不安が残るものです
8月30日 1週間早い思わぬ収穫
2003年8月、今年の夏は梅雨明けが遅くとても寒い夏でした。 その上8月中も雨の日が多く夏のキノコ、”トンビマイタケ”は店頭にも並ばない程の不作でした。
そこでいてもたってもいられない私は、8月の第3週ここの山へ行ってみました。 もちろん収穫は ”0” でしたが、次の週執念の私はもう一度その場所へ行ってみました。
するとどうでしょう。 ホウキタケがあちらこちらに有るは有るは。
かんな〜〜り おもしろかった!!
ホウキタケ
これも上のカバイロツルタケ同様、なんとなくわかったものの、キノコをひっこぬいてからはっきりとわかりました。
そして根っこがとても長く、まさにツエの様な形をしたキノコです。
この日は雨上がりのため、キノコのカサは強い粘生が出ていました。
ツエタケ
毎年採らないキノコは、見つけても立ち止まる気にはならないのですが、なぜかこれは名前も形も頭にあり、すぐさまシャッターをきりました
”カバイロツルタケ” と言うくらいだから、色はカバの色なのかな???
これは食べられるキノコですが、あまり発生はしていないので、採るのやめました。
カバイロツルタケ
今年はホウキタケい〜っぱい出るど^〜!!
2003年は春からほとんど毎週のように山へ出かけ、どこへ行くにもデジカメを持ち歩いていたせいか、いろんなキノコと出会えることができました。
この中でも、1〜2を争うくらいうれしかったのがこれ、タマゴタケです。
まさか自分が見つけられるなんて思ってもみなかったから・・・
初めて見つけたときは、写真だけにして(本当に食べれるの???)、採っては来ませんでしたが、次の週はまた新たなキノコがタマゴから生まれていたので、ついにゲットしました。
そのまんま焼いたもの、てんぷら、そして生でも食べて見ました。
味の方は、生&そのまんま焼いたもが一番でしたが、明日の朝までお腹の方はどうなのか・・・
2003年8月 ZAO で発見 うれぴー
タマゴタケ
2003年夏から秋にかけて一番目に付いたキノコではないだろうか。 (猛毒のようです)
昨年までは見つけると必ずけっぽって歩いていましたが、今年からはそーっとしてやることにしました。
何のことはない。他の人対して足跡を残さないためです。
(俺もなかなか山根性が付いてきたかな!?)
コテングタケモドキ
キノコの本を見ていても、毎回よく見もしないで飛ばしてしまうキノコ。
東北地方には発生なんかしないだろうと勝手に思い込んでいました。
ところが2003年8月身近な所で発見!
でも・・・ お〜い元気ないぞ〜!!
ヘラの形をしているから付いた名前だと思いますが、小さいキノコなので近づいてよーく見ないとわかりません。
私の住む町では、口先が達者なヤツ、(口数が多い人)がいると、
”ヘラ ヘラ しているな!!” と 言ってやります。
???・・・
キツネノエフデ
ヘラタケ
アシベニイグチ??
ツルタケ
柄の付け根に白のつぼみが有ると、 ”こいつ毒持ってるな!?”
と、つい思ってしまいます。(そうでないヤツも有るけど)
こんな写真(毒キノコ)が多い2002年9月、今年は不作の年かな?
すっ すみません! 食べられるキノコでした。
はっきり言ってイグチの種類は、わからん!
食べてもそんなにうまいわけでもないし、正式名称がわかったところで、それがどうしたって感じ。
今のところ、イグちゃんには悪いけど 興味なし!
2002年10月 カラマツ林の中で
きのこ採りもそろそろ終わりに近づいた10月下旬、カラマツ林の中を歩いていたら これってもしかして アレ!??
いやいやちゃうちゃう、今頃
クサウラベニタケ(毒)なんて出ているわけがない。
そう思い、いろんな角度からカメラをカチャカチャと撮って来ました。
そう言えば、まだこのHPでは紹介していませんでしたが、わたしの師匠には
その上の師匠がいるのです。
自分にとっては教祖様みたいな存在なのですが、残念ながら年が90歳もすぎると、 ”不老不死の
仙人” ではないので、
今は老人ホームで休養しています。
そのおばあちゃんの言葉で 、”寒くなってから出るキノコで毒キノコはない!”(私のホームグランドでは) を思い出しました。
その後、本などで調べました結果 クサウラベニタケではないと確信しました。 ウラベニホテイシメジだと。
とは言っても、今回は食べるのはパスしました。
来年は是非、経験豊富なM,Oに試食をしてもらってから採るかどうか決めたいと思います。
ウラベニホテイシメジ
昨年までは”こんなきのこ毒に決まっているじゃん”て感じで自分の視野には入ってこなかったと思いますが、”まっ写真だけでも撮ろうか” とシャッターをきった1枚。
一応本で調べたらななんと食えるではないか!
来年は採って、天ぷらでもしてみよーっと。
カラカサタケ
サクラシメジ
9月の初め、ホウキダケと同じ時期に出ます。あまり食べておいしいきのこではないので、採った時の喜びはあまりありません。しかし輪の様になって群生しているし、なかなかしっかりとした傘、茎なので、秋山始まりのウォーミングアップにはかかせませんネ。
サクラシメジの事をアカキノコと呼んでいるのですが、こうして撮って、採って、さわって、食べてみると やっぱり ”さくらしめじ” の名がいいかなぁ〜!
ハナイグチ
私の母が、カラマツイグチと呼んでいたきのこが、この”ハナイグチ”だという事を今年知りました。そして初めて採ってみました。私がいつも行く山にはカラマツがあまりないので、こんなに出てるなんて・・
・O〜!ハッピー!! 結構 群生しているのですネ。まーまー採れました。
来年はもうちょっと欲を出してみましょう。
土の巻